令和元年6月16日(日)午後1時から東御市文化会館サンテラスホールで、第28回東御市邦楽部会発表会が開催されました。
初めに、部会長挨拶、そして市長と文化協会長の祝辞がありました。その後、現在同部会に所属する10グループの演奏がありました。
まず大正琴の5グループが2曲ずつ演奏。東御すばる会は「二人の銀座」「さそり座の女」を、東御ひまわりの会は「絶唱」「アメリカ橋」を、オレンジは「旅人よ」「寒い朝」を、Gストリングスは「襟裳岬」「銀座カンカン娘」を、グレープは「学園広場」「東京ラプソディー」を演奏。これらは、特にある年齢以上の観客にとっては懐かしい思い出の曲、演奏に合わせて思わず口ずさんでしまうことも。演奏の後、大正琴の演奏には指先が重要な役割を果たすので老化の予防には適している由のMCがありました。
次いで古来の和楽器を演奏する5グループが登場。長唄三味線の音和会は2曲目の「初秋」を二重奏で演奏、太鼓と鼓の和華鼓会は「越後獅子」を演奏しました。次ぎに箏の3グループが登場。
邦楽ぐるーぷ和奏は二重奏で「光輝」を、くちなしの花は「岡康砧」を演奏。最後に登場したのは17弦箏を演奏グループで春の虹。2時間に及んだ発表会の最後はバッハの「小フーガ」を編曲しての演奏。これらの和楽器の演奏では和楽器の持つ幅の広さ、奥の深さが感じられ、また演奏する会員皆さんの和楽器が好きで、伝承していこうという気持ちが伝わってきました。
広報委員 太田